主婦として自宅で過ごす時間を使って、在宅ワークを始めたいと考えている方も多いはずです。今回は資格なしでも挑戦できるおすすめの仕事16個をタイプ別にご紹介します。
資格がなくてもOKな在宅ワークの特徴を知って、現状を変える1歩を踏み出してみましょう。初めて在宅ワークを始めようという方でも、仕事の選び方や探す手順を学んで自分に合った働き方ができるようになります。
主婦が在宅ワークをする3つのメリット
家事や育児、介護の都合で外に働きには出られないけれど、家で過ごす時間を有効利用したいという方には在宅ワークがおすすめです。主婦が在宅ワークをするメリットは以下のとおりです。
- 社会とのつながりを感じられる
- 自分が自由に使えるお金を得られる
- スキルアップができる
3つのメリットを詳しく確認しておきましょう。
社会とのつながりを感じられる
外に出なくても社会の一員としてやりがいを感じて働けるのが、主婦が在宅ワークをする大きなメリットです。
家事や育児、介護に専念してたっぷりの時間を使えるのも主婦の特権です。しかし、ふとした時に社会とのつながりが欲しいと感じることもあるでしょう。
在宅ワークは企業や個人と業務委託契約を結んで行うケースが一般的です。限られた時間であっても仕事に集中できる時間を持つことは、心の安定にも役立つでしょう。
自分が自由に使えるお金を得られる
自分が自由に使えるお金を得られるのも在宅ワークのメリットの1つです。専業主婦として自分の収入がない場合は、自分のためにお金を使うことに心苦しさを覚える方もいらっしゃるようです。
在宅ワークで自分の力で稼いだお金は、例え金額としては小さくても毎日を少しワクワクさせてくれることでしょう。
スキルアップができる
スキルアップが可能な在宅ワークを選べば、今後のキャリアパスの選択肢を広げることも可能です。在宅ワークの良さは、自分の適性や興味に合った仕事を選べることです。
今は専業主婦だけど将来的にはまた働きたいと考えている場合も、在宅ワークでスキルアップをしておくメリットが大きいでしょう。資格なしからでもスキルアップが図れる、おすすめの在宅ワークは後ほどご紹介します。
主婦の在宅ワーク選びのポイント
これといった資格がない主婦が、自分に合った在宅ワークを見つけるには次の2つのポイントに注目する必要があります。
- 長く続けられるか
- 楽しんで働けるか
やりがいをもって働ける在宅ワークに出会うためのコツを解説します。
ポイント1:長く続けられるか
長く続けられる仕事に出会えれば、安定した収入を確保できます。長期的に働ける在宅ワークには次の特徴があります。
- 需要が安定している
- 単発でない
いくら自分のやりたい仕事であっても、求人数が極端に少ない場合は仕事を始めるのは難しいでしょう。一方で、ある程度の需要がある仕事であれば、何度か経験を積むことで次の仕事も探しやすくなります。
中でも季節ものや一時的なものではなく、継続して案件を受けられる仕事がおすすめです。
ポイント2:楽しんで働けるか
せっかく在宅ワークをするのであれば、自分の興味がある仕事や挑戦してみたい仕事、無理をせずにできる仕事などがおすすめです。心と体に余裕をもって仕事自体を楽しめるのが、在宅ワークの理想です。
仕事が楽しいという基準は人によって異なります。在宅ワークを始める前に、自分が重視したいポイントを決めてから仕事探しをしてみましょう。
【おすすめ】主婦が資格なしでもスキルアップ可能な在宅ワーク5選
今回は全16個の在宅ワークをご紹介しますが、特におすすめなのが資格なしでもスキルアップが図れる在宅ワークです。
- Webライター
- 動画編集
- Webディレクター
- オンライン事務・秘書
- カスタマーサポート
5つの仕事に共通しているのは、どの仕事も向上心をもって取り組むことでこの先のキャリアによい影響を及ぼすという点です。主婦におすすめな在宅ワーク5つをご紹介します。
Webライター
パソコンとインターネット環境さえあれば挑戦できるWebライターは、資格のない主婦にもぴったりの仕事です。主な仕事の流れは、指定されたキーワードに沿って記事の設計書となる構成案を作成し、実際に記事の執筆に取り掛かります。
Webライターとして働くのに特別なツールやスキルは必要ありません。丁寧にリサーチできる力と納期を守れる計画性があるライターが重宝されるでしょう。
企業と契約して専属ライターになれれば、安定した収入を期待できるのがWebライターの魅力です。未経験からWebライターを目指す方法やライティングの大変さをまとめた記事も参考になるはずです。
動画編集
SNSや動画投稿サイトの流行に伴い、動画編集ができる人材の需要が高まっています。企業だけではなく、個人のクリエイターでも動画編集を外部に委託しているケースが多く、求人数も多いのが特徴です。
中には未経験でも応募できる求人もあるため、少しずつスキルを磨きながら仕事ができるでしょう。特に趣味の一環として動画編集経験がある方にはおすすめの在宅ワークです。
動画編集の技術を身に付ければ、活躍の場を多方面に広げることができるのが大きなメリットです。
Webディレクター
Webサイトの立ち上げやメディアの運営を担うWebディレクターも、主婦が在宅ワークとして働くのにおすすめです。企業メディアの記事を管理するディレクターは、未経験でも挑戦できるチャンスがあります。
メディアをとりまとめるディレクターの仕事は、キーワードの選定やライターへの連絡、納期管理、記事の品質管理などです。メディアに携わる人々が気持ちよく仕事を進められるように、作業環境を整えるのがディレクターの役目です。
経験を積めばより単価が高い案件にも挑戦できるようになるでしょう。
オンライン事務・秘書
自宅から書類作成やデータ整理、調査、スケジュール管理などを行うのがオンライン事務・秘書の仕事です。特にこれまで事務や秘書として働いていた経験があれば、在宅ワークを探す際にもスムーズに行くはずです。
オンラインでコミュニケーションを取るからこそ、しっかりと相手のことを考えて気を配る必要があります。企業と連携して働くのが一般的で、昼間の決まった時間に働けるのもメリットでしょう。
カスタマーサポート
顧客からの問い合わせやアフターフォローを行うカスタマーサポートを外部に委託する企業が増えてきています。電話対応が苦手な場合は、チャットやメールのみで対応するカスタマーサポートの仕事も選べます。
カスタマーサポートとして働いた経験は、接客の分野では大きく評価されます。正社員としての求人も多いため、将来的な仕事復帰を目指している場合にもおすすめです。
【難易度低】主婦が資格なしで挑戦できる在宅ワーク5選
次に未経験から挑戦するハードルが低く、1人でモクモクと働きたいタイプの方におすすめな在宅ワークを5つご紹介します。
- 採点・添削
- データ入力
- 物販
- ハンドメイド品販売
- 文字起こし
まとまった作業時間が取れない場合や、ストレス度の低い在宅ワークを探している方も検討の価値ありです。
採点・添削
採点や添削の在宅ワークも、安定的な需要があり特別なスキルがなくても挑戦できます。企業のサイトで定期的に募集がされているため、気になる方はこまめにチェックしてみてください。
一般的には採点や添削マニュアルに沿って進めるため、個人の知識やスキルが求められるケースは少ないでしょう。オンライン添削であればシステムにログインをする形で仕事を行うため、働く場所を気にせずに活躍できます。
データ入力
データ入力は指定された数値や情報をパソコンを使って入力していく仕事です。単純に入力のみを担当する場合や集計まで任される場合など、難易度も幅広いのが特徴です。
他の人と連携して仕事を進めるよりも、空いた時間にモクモクと働きたい方におすすめの在宅ワークです。仕事に慣れてくれば、継続して同じ企業のデータ入力を任されるようになるかもしれません。
物販
商品を仕入れてショッピングサイトに投稿、注文が入れば梱包をして発送するのが物販の仕事です。仕入値と売値の差額が利益となるため、商品や仕入れ先の選定が重要なポイントです。
委託を受けて物販の一部だけを担う場合は、商品の仕入れや商品情報の更新、梱包・発送といった作業をします。仕入れる費用が必要な点と、商品を置いておくスペースの確保がデメリットだといえるでしょう。
ハンドメイド品販売
自分の趣味や特技を活かして働けるのがハンドメイド品の販売です。せっかく何かステキなものを作れるスキルがあるのであれば、思い切って販売してみるのもよいでしょう。
材料費と製作時間を考えると利益率があまりよくないケースも多いですが、自分の作ったもので誰かに喜んでもらえる、というやりがいの大きい在宅ワークです。
ハンドメイド品を販売できるサイトも参考にしてみてください。
- Creema(クリーマ):19万人のクリエイターの作品を掲載中
- minne(ミンネ):こだわりをもった作品が並ぶハンドメイド販売サイト
文字起こし
文字起こしとはテープ起こしとも呼ばれ、音源データを聞いてパソコンで文章を入力する仕事です。記事作成の場面で継続的な需要が見込まれているため、今後も安定して働けるでしょう。
クラウドソーシングサイトにも多くの求人が出ていますが、単価に注目して案件を選ぶ必要があります。集中してパソコンに向かう時間を確保できるのであれば、文字起こしの仕事で安定した収入を得られるでしょう。
【難易度中】スキルや経験を活かせる在宅ワーク6選
最後にご紹介するのは、これまでの経験やスキルを使って活躍できる6つの在宅ワークです。
- 翻訳
- 通訳
- Webデザイナー
- オンライン講師
- イラストレーター
- プログラミング
仕事を始める条件としてある程度のレベルが求められるため、報酬は少し高めです。これまでの職歴や特技を活かせば、在宅ワークで高収入を得るのも不可能ではありません。
翻訳
翻訳をするには外国語の能力と日本語力、該当分野の知識が求められます。案件ごとに契約を結んで翻訳に取り掛かるケースが多く、内容が専門的になるほど報酬が上がります。
未経験者参入はハードルが少し高めですが、しっかりと勉強を積んでトライアルに合格すれば仕事を始められます。翻訳会社との関係性ができれば、安定した収入源を確保できるでしょう。
翻訳の仕事を詳しくまとめた記事はこちらです。
通訳
通訳も在宅ワークとして活躍できる仕事の1つです。企業活動がグローバル化している現在では、海外の取引先とオンライン会議システムをつないでミーティングを行うのも一般的になっています。
通訳者も遠隔から会議に参加し、話し合いをスムーズに進める手助けをします。ただし、通訳としていきなり会議に参加して役割を果たすのは難しいでしょう。
テーマを事前に理解し、追加情報をリサーチしておく下準備が欠かせない専門性の高い仕事です。
Webデザイナー
Webデザイナーは正社員でも在宅勤務が認められているケースが多くあります。業務委託やアルバイトの形では、時給制で働くこともできます。
会社から支給されない場合はデザインツールを個人で契約する必要がありますが、継続的に仕事が見込めるのであれば大きな負担にはならないでしょう。Webデザイナーは、自由度高く働きたいという方にも人気のある仕事です。
オンライン講師
語学やプログラミング、ブログ運営など自分のスキルを活かしてオンライン講師として働くのも手です。講師として自分で授業のスケジュールを組んだり、スタディーアプリに登録して単発授業を行ったりすることもできます。
社会人相手に教える場合は、授業時間のニーズが朝方や夜、週末に集中する可能性があります。自分の働きたい時間でスケジュールが組めるのがオンライン講師の魅力です。
イラストレーター
魅力的なイラストを描ける場合は、仕事としてイラストを販売してみましょう。イラストレーターは自分の絵を見てもらえる場所を作るのが安定して働くための第一歩です。
SNSやブログを運営して作品を定期的に投稿するようにしましょう。ファンが付けば直接イラスト作成の依頼を受けることも可能です。
また、自分のスキルを販売できるココナラでも多くのイラストレーターの方が活躍しています。
プログラミング
社会人のスキルアップとしても注目が集まっているのがプログラミングです。独学でも十分な収入を得られるまでに成長しているエンジニアが誕生しています。
しかし、実際に安定した収入を得られるようになるには、かなりの勉強時間と努力が必要です。反対にプログラミングの経験がある場合は、需要も多く案件単価も高い在宅ワークとしてプログラミングをやらない手はないでしょう。
フラワーデザイナー
結婚式やお祝いの席に欠かせないのが、フラワーアレンジメントです。フラワーデザイナーは、大切な時間をより素敵に演出するためのサポートをおこないます。
お花やアレンジメントが好きで人のために知識を役立てたいと思っている場合には、フラワーデザイナーの仕事がぴったりです。ただし、色合いや花の組み合わせを決めるセンスが求められるため、誰でもすぐに始められる在宅ワークとはいえないでしょう。
これまでにフラワーアレンジメントの経験があれば、在宅ワークとして活かしてみましょう。経験がないけれどフラワーデザイナーの仕事に興味がある場合は、オンラインでアレンジメントを学べるコースがおすすめです。
ブルームクラスは、対面での講座と同じクオリティーの授業を自宅からスマホやタブレットを使って簡単に受講できるのが強みです。
資格がなくてもできる在宅ワークの探し方
資格なしの主婦でも始められる、在宅ワークの探し方を4ステップに分けて解説します。
- 作業時間を確保する
- 挑戦したい仕事を決める
- 履歴書やポートフォリオを作成する
- 求人に応募する
各ステップごとの注意点やポイントも確認しておきましょう。
ステップ1:作業時間を確保する
在宅ワークを探し始める前に、実際にどれだけの時間を確保できるかをチェックしてみてください。いざ仕事を始めてオーバーワークになってしまうのを防ぐためには、事前の計画が重要です。
在宅ワークは長く続けられてこそ大きな効果を発揮します。無理のないスケジュールで、1日、1週間、1ヵ月ごとの作業時間を設定してみましょう。
例)
予定作業時間
1日:3時間(平日9時~12時)
1週間:15時間
1ヵ月:50時間(週の作業時間より少し余裕をもたせる)
ステップ2:挑戦したい仕事を決める
次に挑戦したい仕事のジャンルや仕事内容を決定します。ステップ1で設定した作業時間によって、どんな仕事ができるかが分かります。
例えば1日の作業時間が固定されていない場合は、カスタマーサポートや秘書などの仕事は向いていません。反対にWebライターや動画編集といった仕事は、納期さえ守れば自分のスケジュールに合わせて働けます。
主婦が在宅ワークを続けるコツは無理をしないことです。自分のスケジュールを整理してから仕事を決めるようにしましょう。
ステップ3:履歴書やポートフォリオを作成する
履歴書やポートフォリオは、挑戦したい仕事のチャンスを掴むために重要です。
ポートフォリオとは、自分の作品をまとめたものでスキルや経験をアピールできるツールです。オンライン上のWebページなどにポートフォリオを作成しておけば、複数の求人や企業に応募する際にも使いまわせます。
応募しようとしている仕事のジャンルに合わせた履歴書やポートフォリオを準備しましょう。
ステップ4:求人に応募する
作業時間の確認と挑戦したい仕事の決定、履歴書やポートフォリオの作成が終わった後に、やっと求人に応募できます。在宅ワークの場合は、主婦や副業会社員の応募が多いため、作業時間の確認をされることが一般的です。
求人に応募する段階で見栄を張って実際の作業時間以上で回答してしまうと、企業と求職者お互いにとってマイナスとなってしまいます。無理なく続けるためには、真実を伝えてクライアントと関係性を築くのが大切です。
在宅ワークの求人は求人サイトやクラウドソーシングサイトで探すことができます。「在宅」や「業務委託」のキーワードで検索してみてください。
資格のない主婦でも在宅ワークを始めてみよう!
結論、資格がなくても挑戦できる在宅ワークは数多くあります。特におすすめなのが未経験からでも挑戦できて、スキルアップも図れる在宅ワークです。
家に居ながら働けることで、あなたの毎日も少しだけ輝きが増すかもしれません。自分がなぜ働きたいのかを考え、自分に合った仕事を探してみましょう。
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